Tienda de café de olas de calor ~calimaの図書館~

「この喫茶店のオーナー、calimaでございます。つまらない場所ではございますが、どうぞごゆっくり…。」

ー 独りぼっちの悪魔 ー

僕は

 

生れた時から独りぼっちでした。

 

 

でも、寂しくはありませんでした。

 

 

元々独りでいる事が好きだったこともあるし、

 

何より人に近ずくと皆に意地悪させられるからです。

 

それが何よりも辛かった。

 

 

だから自分からは絶対に人には近づきませんでした。

 

 

 

 

 

 

でも、それでも幸せそうな顔をしている人が何よりも羨ましく、そして憎かったです。

 

 

 

 

ある時僕は気づきました。 

 

 

 

 

 人の記憶に干渉して記憶を奪えばいいのだ、と。

 

 

 

 

そして僕は人に近づきました。

 

 

皆僕に向かって悪口や小石を投げてきます。でも僕は気にしません。

 

 

そして僕はあの幸せな人に向かって、

 

 

 

 

 

 

 

「君の記憶を頂戴。」

 

 

 

 

 

 

僕は記憶を手に入れました。今度から、もう独りぼっちになることはない。

 

 

 

 

なのに、僕はちっとも嬉しくありません。むしろ、悲しいです。

 

 

 

 

何で・・・・・・。

 

 

 

「何で皆僕を独りにするのッッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

僕は泣きました。ずっと泣きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「絶対・・・・、絶対、記憶を奪い尽くしてやる・・・・・・!」

 

 

この時、僕は気づきませんでした。

 

 

僕は人間でも、悪魔ですらなくなている事に。

 

 

 

 

 

 

 

___________________________________。*+

 

 

 

初めまして。

 

此処のオーナーのcalimaです。

 

 

今回はこの喫茶店初となる小説をお読みくださりありがとうございます。

 

初めての割に内容が分かりずらくその上、重い感じの話になってしまいました。

 

スイマセン・・・。

 

 

次の小説は、ギャグ一筋の内容にしようと思ってます。

 

もしよければ見てくださると大変嬉しいです><

 

 

 

 

最後に、ここまでの御視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

+*。またのご来店をお待ちしております。*+